ローカルVagrant環境のMTでプラグインを利用する

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ローカルのVagrant環境にmt-devを利用してMTをインストール。MTが利用できるようになりましたが、実際にMTを利用する場合はプラグインが必要になってきます。

このMTでプラグインを利用する場合は「mt-dev」にある「repo」ディレクトリの中にプラグインを保存して、そこのプラグインファイルを読み込ませるようにしますが、通常のMTと少し違うところがあったので、それを含めてまとめてみました。

GitHub:mt-dev #プラグインの参照

MTのプラグインは作成者のサイトなどからZIPファイルでダウンロードして解凍すると、その中にpluginsディレクトリがあり、プラグインはその中に入っているのでpluginsディレクトリの中身をMTのpluginsディレクトリに保存します。

一方、今回構築したローカル環境では「mt-dev」にある「repo」ディレクトリにプラグインを保存しますが、pluginsディレクトリの中身ではなく、pluginsディレクトリを含んだフォルダを「repo」ディレクトリに保存しないと、プラグインを読み込んでくれないようです。

例えば「UploadDir」の場合、ダウンロードしてくるファイルは「MTUploadDir075.zip」となります。

「MTUploadDir075.zip」を解凍すると下記のようになっています。
「MTUploadDir > plugins > UploadDir > mt-uploaddir.pl etc...」

通常は「MTUploadDir > plugins」の中の「UploadDir」をpluginsディレクトリに保存しますが、mt-devのローカル環境では解凍してできた「MTUploadDir」を「repo」ディレクトリの中に保存します。

通常のやり方で「MTUploadDir > plugins」の中の「UploadDir」を「repo」ディレクトリに保存して読み込ませようとするとエラーになってしまいました。

「repo」ディレクトリにプラグインを保存したら、上記のコマンドに「REPO=プラグインのディレクトリ名」を追加して実行します。

$ cd mt-dev
$ vagrant mt-dev up ARCHIVE=MT7-R4608.zip REPO=プラグインのディレクトリ名

下記のように「MTUploadDir」を指定してVagrantを起動させます。

$ cd mt-dev
$ vagrant mt-dev up ARCHIVE=MT7-R4608.zip REPO=MTUploadDir

MTにサインインして左サイドバーの「設定 > プラグイン」を確認すると、プラグインがインストールされているのが確認できます。

mt-devのローカル環境でプラグインを使う

また、下記のようにカンマ区切りでプラグインを指定すると、複数のプラグインをまとめてインストールすることができます。

$ cd mt-dev
$ vagrant mt-dev up ARCHIVE=MT7-R4608.zip REPO=プラグインA,プラグインB,プラグインC

下記は「ImageUploadUtility」「MTNativeLazyLoad」「UploadDir」「Split」を読み込ませてVagrantを起動させています。

$ cd mt-dev
$ vagrant mt-dev up ARCHIVE=MT7-R4608.zip REPO=ImageUploadUtility-Personal,mt-plugin-NativeLazyLoad-master,MTUploadDir,Split

mt-devのローカル環境で複数のプラグインをまとめてインストールする

なお「Split」プラグインについては、ダウンロード後、ZIPファイルを解凍してできた「Split」フォルダの中にプラグインのファイルが直接入っていて、pluginsフォルダがなかったので、「Split」フォルダの中に「plugins」フォルダを作り、その中にプラグインのファイルを移動してから読み込ませています。

今回、使わせていただいたプラグインは下記になります。

プラグインの読み込みはこんな感じでした。

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