FREITAGは雨に強いのか? F76 LEOの場合

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ところで、「FREITAGが雨に強いのか?」と、聞かれたらどう答えるか。普通なら「雨でも大丈夫です。中にしみ込むことはありません。」と答えると思います。

FREITAGの製品はトラックの幌を再利用したものなので、非常に丈夫で、水も通しません。だから、雨にも強いはずです。自分もそう思って使ってきました...。

しかし、その信頼も崩れてしまう出来事が...。

ある雨の日、いつもの様にこのLEOを使っていました。肩にタスキ掛けにしてバックは背中の方へ回していました。もちろん、傘もさしてます。「FREITAGは雨に強い」と思っていたので、背後に回ったLEOに雨が掛かっていてもまったく気にせず、普通に傘をさしてました。

ところが、家に着いてみるとカバンの中の本が濡れてヨレヨレになっているではないですか!「買ったばかりの本なのに...。」カバンの中を覗いてみると若干の雨水が溜まっている始末。「なぜ?!」とはてなマークとびっくりマークが交互に10回くらい頭の中を行ったり来たりしてました。

カバンの開口部の「ジッパーの部分から漏れたのか?」と思い、よく見てみるも、それほど濡れているわけでもなく、そんなこともなさそう。

しかし、少ないとはいえ、雨水が溜まっている状態なので、原因は知りたい。更によく見てみると、なんと、思わぬところから水が侵入していたようです。

その場所とは持ち手の部分です。

FREITAGの雨漏り

FREITAGの雨漏り

このLEOに限らず、最近の新しいFREITAGは持ち手の取り付けに、外から縫い付けるのではなく、切れ込みを入れて、そこに持ち手を差し込んで縫い付けるようになってます。故に、カバンの内側ではこの持ち手の部分が露出しているわけです。

FREITAG F76 LEOの内側に露出した持ち手の部分

外に出ている持ち手に水分が染み込むと、持ち手を伝わって水が中に運び込まれてしまうんですね。持ち手の部分に水が徐々に溜まっていって、いずれ、そこから水が垂れてしまい、それでカバンの中のものが濡れてしまいます。

LEOのような大きめのカバンは荷物がたくさん入るので、場合によっては荷物が重くなるので、外側に持ち手を縫い付けるよりは、カバンの中に差し込んで縫い付けた方が丈夫な様な気がしますが、この作り方が仇になってしまいましたね。

とりあえず、雨の日は持ち手が濡れないように気をつけてます。今のところこれで、カバンの中身を濡らさずに使っています。

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