iTunesのアートワークは600ピクセル×600ピクセル

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iTunesのアートワークは600ピクセル×600ピクセル

疑問というほどでもないのですが、iTunes Storeで購入した音楽についてくるアートワークの縦×横は600ピクセル×600ピクセルです。このサイズの根拠は何なのか?

iTunesが登場した時のキャッチコピーは「Rip,Mix,Burn」というもので、CDをリッピング(Rip)して、オリジナルのプレイリストを作成(Mix)、そして、CDに記録する(Burn)でした。このことから、CDのジャケット・歌詞カードを意識しているのかなと思ってます。

CDのジャケット・歌詞カードは約12センチ×12センチです。12センチは約4.7インチです。600ピクセルを4.7インチで割ると約127dpi(ドットパーインチ)となり、一般に売られているプリンターでそれなりに綺麗に印刷出来る解像度ということなのかなと思ってます。アートワークの画質は解像度だけではなく、画像の圧縮率でも関わってきますけど...。

あくまで、プリントするという前提だとこんな感じなのかなと思ってます。

もちろん、アートワークにもっと高解像度のものを使うことは可能ですが、アートワークは1曲ごとに音楽ファイルに含まれるので、アートワークの容量が増えると、当然のこととして1曲ごとのファイル容量も増えます。 そうなると、ダウンロードに時間がかかったり、容量の少ないiPod Shuffleなどのミュージック・プレーヤーには収めることが出来る曲の数が少なくなってしまいます。

そんなことを考えていると、アートワークの基準は絶対的な容量なのかなとも思ってしまいます。そして、印刷することはそれほど考えられてなくて、ディスプレーに表示させた時、ある程度、細部まで見ることができるサイズとして600ピクセル×600ピクセルなのかなとか。

どういった理由で600ピクセル×600ピクセルなんですかね。

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